長期投資家のためのIR情報
バリュートレンド

支払手形


支払手形とは?

支払手形とは、一定の期日に代金を支払うことを約束した紙切れをいいます。

支払手形の場合には、仕入先に紙切れ(手形)を渡します。手形に記載された期日になると支払が行われることとなります。

支払手形が利用される理由も買掛金の場合と同様で、企業間の取引は、反復され金額が多額になります。

そのため、その都度、支払を行っていたのでは煩雑すぎるので、購入代金を手形で支払い、後日一括して支払うという取引形態をとっています。

例えば3月の1日と10日と31日に商品を購入して、代金はツケとし、翌月末すなわち4月30日に支払うこととします。

この場合、月末時点では、支払期日前の振り出した手形が「支払手形」として貸借対照表に計上されます(下の例の場合だと1,500円)。

そして 4月30日になると支払いが行われ、支払手形はゼロになるのです。

なお、手形の期日に預金残高が足りず、手形の支払いが行われないことを「手形の不渡り」と言います。

この「手形の不渡り」を2回行うと、銀行取引が停止となり、上場も廃止となってしまいます。

 

18.bmp (1.83 MB)

ページトップへ戻る