減損損失
減損損失とは?
減損損失とは、過去の設備投資の失敗により発生した損失をいいます。
例えば、工場の建設に1億円のコストをかけて建設し、1億5千万円を回収する予定だったが、当初のもくろみがはずれ、今後6,000万円の回収しか見込めなくなった場合に、差額の4,000万円が減損損失として計上されるのです。
減損損失が計上される仕組み
1億円で工場を建設し、1億5千万円のお金を回収する予定だった。
しかし、当初の目論見がはずれ、6,000万円分しか回収できなくなってしまった。
このつくった工場の価値は6,000万円しかないため、1億円-6,000万円の差額4,000万円を減損損失として計上する。