売掛金
売掛金とは?
売掛金とは、商品をツケで売ったツケのことをいいます。
企業間の取引は、その都度取引をするのは煩雑ですので、通常1ヶ月分等一定の期間の取引をまとめて入金してもらいます。
例えば、3月1日~3月31日までの取引金額が1,500円だった場合、3月31日時点では取引先に対する売掛金が1,500円計上されています。
何もなければ、例えば4月末日に、取引先から振込等により入金が行われます。
なお、この「ツケ」の期間は、業界の特性や、取引企業間の立場の違い(得意先の立場が強い場合には、「ツケ」の期間は長くなる)によっても異なっています。
株式投資を行う上でのポイント
株式投資を行う上での売掛金のポイントは、「売掛金は必ず回収できるとは限らない」という点にあります。
つまり、売掛金を有している会社が倒産してしまった場合、その売掛金は入金されず損失になってしまうのです。
そのため、売掛金が回収可能かどうか、回収不能と思われる売掛金がないかどうかをチェックする必要があります。
その具体的な方法としては、売上債権回転期間分析が有効です。