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減資


減資とは、株主から預かった資本金を減少(減額)させることをいいます。

実質的に資本の払戻を行う減資を行った場合、発行済み株式総数が減少することとなります。

ただし、現在は資本の払戻を行わない計算上の減資(無償減資)が主流であり、必ずしも減資が行われるからといって株式数が減少するというわけではありません。

 

減資は、経営が悪化して多額の累乗損失を抱えた不振企業が、損失を穴埋めするために資本金などを取り崩すケースが多いです。

例えば資本金100億円の企業が90億円の累損を抱えている場合、90億円の減資を実施すれば、資本金は10億円に減るが、取り崩した90億円で累損を解消できます。

株主にとって厳しい減資は、株主総会で3分の2以上の賛成で可決する特別決議が必要となります。

ただし、会社更生法を適用した会社では、債務超過になっている場合が多く、債務者の同意があれば株主の賛否を問わずに減資できます。

減資すると資本金が減少し会社経営が不安定になるため、通常は新たなスポンサーを募って増資します。

減資を行う企業には、業績が好ましくない企業が多いため、投資は避けた方が無難でしょう。

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