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配当利回り


配当利回りとは?

配当利回りは、株価が一定の場合に、受け取る配当が何%の利回りがあるのかを示す指標をいいます。

配当利回りは1株あたり配当額÷株価で計算されます。

例えば、配当が15円で株価が1,000円の場合には、配当利回りは1.5%となります。

一方で、配当が15円で株価が2,000円の場合には、配当利回りは0.75%となります。

つまり、株価が安いほど配当利回りが大きく、株価が高いほど配当利回りが小さいと判定されるのです。

配当利回りを判断する基準値としては、1%が1つの目安となります。

ただし、企業が属する業界ごとに、平均的な配当利回りは異なります。

成熟した産業は、獲得した利益の大部分を配当するため、配当利回りは高くなる傾向にあります。

一方で、情報・通信業などの成長産業は、獲得した利益の大部分を将来の設備投資に向けるため、配当利回りは低くなる傾向にあります。

このように、業界の特性も考慮したうえで、判断する必要があるのです。

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