企業が有形・無形固定資産を取得する目的
企業が有形・無形固定資産を取得する目的
企業は、①将来の収益を増やすこと、②将来の費用を削減すること、の2つを目的として設備投資(有形固定資産・無形固定資産の取得)を行います。
<ケース①:将来の収益の増加>
建物や機械装置、土地を取得し工場を増やすことによって、企業は生産能力を高めます。
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生産能力(1年間でどれだけ多くの製品を製造できるかという能力)が高まります。
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より多くの製品や新製品を製造できるようになります。
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将来、より大きな収益(売上)を獲得することが可能となります。
<ケース②:将来の費用の削減>
便利なソフトウェアを購入することによって社内業務を効率化します。
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例えば、従来であれば10人必要だった業務を7人でできるようになりあmす。
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余剰人員となった3人を他部署に回すとともに、新規採用者を3名減らします。
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将来発生するはずだった費用を削減することができます。