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優先株式


優先株式(優先株)とは、利益の配当や残余財産の分配について、普通株式より優先する株式のことをいいます。ただし、優先株式は株主総会における議決権がない場合が多くなっています。

優先株式が発行される目的は大きく2つあります。

①財務体質改善等のために、債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)により取引銀行等に対して発行する。

これは、多額の借入金を抱えその返済が困難になっている場合、デット・エクシティ・スワップにより会社が借入先の銀行等に優先株式を割り当て、借入金から資本への振り替えが行われるケースなどが挙げられます。

②財務体質改善等のために、第三者割当有償増資により発行する。

これは、銀行が整理回収機構等に対して第三者割当有償増資を実施し優先株式を割り当てるケース、取引先や親会社・その他の関係会社等に対して第三者割当有償増資を実施し優先株式を割り当てるケース等があります。

要するに、優先株式を発行している企業は、過去に何らかの財政問題が発生したと考えてよいでしょう。

優先株式が普通株式に転換されると、株式数が増加しますから、1株利益が減少します。

すなわち、希薄化が起こります。

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