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繰延資産


繰延資産とは?

繰延資産とは、将来の収益に対応する費用の前払い分をいいます。

既に代価の支払が完了し又は支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現するものと期待される費用をいいます。

これらの費用は、その効果が及ぶ数期間に合理的に配分するために、経過的に貸借対照表上繰延資産として計上することができるとされています。

会計上の繰延資産としては、創立費、開業費、株式交付費、社債発行費及び開発費が挙げられます。

 

創立費とは?

創立費とは、会社を設立するために支出した費用をいいます。

 

開業費とは?

開業費とは、土地、建物等の賃借料、広告宣伝費、通信交通費、事務用消耗品費、支払利子、使用人の給料、保険料、電気・ガス・水道料等で、会社成立後営業開始までに支出した開業準備のための費用をいいます。

 

株式交付費とは?

株式交付費とは、新たに株式を発行する際にかかる費用をいいます。

 

社債発行費とは?

社債発行費とは、社債を発行する際にかかる費用をいいます。

 

開発費とは?

開発費とは、新技術又は新経営組織の採用、資源の開発、市場の開拓等のため支出した費用、生産能率の向上又は生産計画の変更等により、設備の大規模な配置替を行った場合等の費用をいいます。

ただし、経常的な性格をもつものは含まれないものとされています。

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