純資産
純資産とは?
純資産とは、株主の持分(もちぶん)、をいいます。
会社の資産から、すべての負債を支払った後に残るものが、株主の持分、すなわち純資産なのです。
貸借対照表においては、資産100円から負債30円に対して支払った結果残る70円が、純資産となります。
株主の持分である純資産は多い方が良い、と言えます。
純資産の見つけ方は?
実際の企業の決算短信と有価証券報告書を見てみましょう。
ファナック【6954】(以下「ファナック」と表記します)の場合、決算短信の1ページ目に純資産が掲載されています。
決算短信の中盤にも純資産が掲載されています。
有価証券報告書の2ページ目にも純資産が記載されています。
株式投資にいかすには?
純資産を見て株式投資にどういかせば良いでしょうか。
ファナックの場合、2018年3月期決算で総資産額が約1兆4,600億円ありますので、大規模企業であることがわかります。
また、純資産が潤沢にありますので、安定した企業であることがわかります。
ファナックは、大規模企業で、安定した経営をしていますので、倒産のリスクは少ないと思われます。