国際通貨基金(IMF)
国際通貨基金(IMF)とは?
国際通貨基金(IMF)とは、国際通貨制度の安定を担う国際金融機関のことをいいます。
本部は米国の首都ワシントンにあります。
経済的な苦境に陥った国を資金援助するのがIMFの重要な役割です。
第2次大戦後の経済復興について協議した1944年のブレトンウッズ会議で設立が決まり、世界銀行とともに20世紀後半以降の世界金融システムを支えてきました。
現在は189カ国が加盟し、各国が払い込む出資金を主な財源としています。
経済規模を反映し、米国や日本の出資比率が高い。
2008年秋のリーマン・ショックを機に広がった世界的な金融危機では、ウクライナやハンガリーなどを支援しました。
債務返済が危ぶまれていたギリシャを巡っても、緊急時の資金繰り支援策で欧州連合(EU)と合意しました。
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