M&A
目次
M&Aとは?
M&Aとは、Merger&Acquisitionの略で、会社を合併&買収することです。
M&Aの投資家側のメリット、デメリットは以下のとおりです。
☆投資家のメリット
投資家にとってのメリットは、会社の目的が達成された時です。
会社の目論見があたれば、増収、増益でしょうからもう投資家としては言う事ないでしょう。
しかし、過去の統計を見ると、失敗したケースが50%以上と多いです。
そこで、投資家として買収先の会社のチェック、買収される側の会社のチェックは欠かせません。
≪買収される側としての会社のチェック≫
買収される側は美味しい事があります。
例えば、TOB(Take Over Bid、公開株式買い付け)という買収の手法があります。
TOBが行われると、買収される側の株価はTOBの価格まで追いつき(大抵の場合、この価格は今までの価格よりも数%高い)追い越される事が常々です。
また、買収された際には、簿価で記されていた土地や建物の価値が、時価で見直されるために、合併した際には買収した会社のバランスシートが見直されます。
☆投資家のデメリット
投資家にとってのデメリットも買収される側と、買収した側の2つの観点から見れます。
*買収した側の投資家にとってのデメリット
上記で書いたように、買収とは買収される側にとってのリスクが投資家の観点からみるとあります。
基本的に会社にとってのデメリットと一緒なんですが、投資家独特のデメリットもあります。
買収の際に、新株式を発行する場合、株式が希薄化してしまうことです。
*買収された側の投資家にとってのデメリット
新たに交付される新会社の株式の価値によっては、損してしまう場合があります。