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【4248】竹本容器
プラスチック製包装容器。化粧品向けが中心。

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竹本容器 事業説明会(2018年3月27日)


当社事業の特長 三か年計画について
代表取締役社長 竹本 笑子

これからの時間は、当社の事業の特徴、3カ年計画、また海外の状況についてご説明したいと思います。

 

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「チャレンジ精神に満ちたパッケージングソリューションプロバイダー」ということで当社は67年にわたり様々な環境の変化に対応してチャレンジをしてまいりました。
これからも「挑戦なくして進化なし」という当社の基本姿勢を忘れずに、お客様にパッケージソリューションを提案していく「提案開発型企業」として活動をしていきたいと思っております。

 

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まず、こちらの写真が金型になります。
当社のお客様は化粧品や食品、日用雑貨または薬品などのお客様でございまして、一般的にそのようなお客様が容器を必要とする場合に、このような金型が必要となります。
金型は数十万円のものから数百万円、そして数千万円となるような大変高価なものでございます。

容器を必要としている化粧品や食品などのお客様が、このように金型に投資していくことは、お客様にとって経営上の大きな負担となることがございます。
また最近商品のライフサイクルが短くなってきておりまして、開発のコスト低減だけでなく、開発期間についても短くしていきたいといったお客様からの強い要望が近年増えてきております。
当社は、このようなお客様の経営課題を解決して行うべく、いろいろな容器を毎年開発しておりまして、当社で現在保有している金型数は、日本で約2,000型、中国では約1,000型ございます。

 

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こちらの写真も金型の写真となります。
ボトルのみならずキャップなど全て含むわけですが、当社のような容器製造会社が金型を所有して、その金型でできた容器を当社では「スタンダードボトル」と呼んでおります。
一方で、化粧品のお客様などが金型代金を負担されて、そのお客様独自で金型を所有する場合、(その金型で)作られたボトルを「カスタムボトル」と呼んでおります。

 

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当社は「金型の品揃え」、これが当社の一番の特徴となります。
この特徴に加えまして「生産対応力」や「顧客基盤の厚み」に、そして「開発提案力」、これが有機的につながっていくことで、お客様に様々なパッケージグソリューションを提案することが可能となっております。

生産対応力につきましては、小ロットから大量生産まで対応しております。
また顧客基盤につきましては化粧品、食品そして日本や中国含めて年間の取引社数は4,000社を毎年超えております。

 

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こちらはお客様からみた場合の当社のメリットとなります。
お客様は、お客様が開発した商品、ブランドをより優れたもの、より際立ったものにしたい、というご要望がございます。当社はそのお客様がビジネスで成功していくためのパッケージングソリューションを提供しております。

最初にお客様の要望を聞く段階、そしてその要望をもとにどのような容器を提案していくのか、スタンダードボトルから最適なものをお選びいただくのか、新たに開発していくのか、そのような話し合いをし、そして形が決まってきますと、そのお客様のブランドを際立たせていくための加飾提案・機能提案をしてまいります。
そしてお客様が必要な時に必要な容器を調達できるように、デリバリーしてまいります。
やはり当社としましては、お客様がビジネスで成功していくための容器に対する提案力を高めていくことが一番大切だと感じております。

 

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この3カ年計画の中で一番の中心にあるのは「開発提案力」であると認識しております。
具体的には、お客様にとっての容器作りをサポートしていくための拠点として、6階建てのビルである「Sutandoutラボ」を建設しまして、これまで各工場拠点で行っていた開発プロセスを集約いたしまして、お客様の開発期間がさらに短くなるよう取り組んでまいります。

またこちらの拠点ではお客様に様々な価値をご提供できるよう、具体的には当社のスローガンとしまして「Sutandoutな価値の提案」ということで「Sutandout」という意味は「優れた」とか「際立つ」という意味になるわけですが、そのようなご提案ができるよう最新鋭のデジタル技術などを駆使してお客様に容器の提案を行ってまいります。
こちらでは日本に向けてのお客様だけでなく、海外のお客様に向けての開発もサポートしていく拠点としてまいります。

 

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開発提案力の中に含まれますのが、見た目でのデザイン性であったり、消費者の方がご使用になるときの機能的な部分の性能開発であったり、このような開発提案の内容を含んでおります。

 

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2018年から2020年の3カ年の合計での設備投資額ですが、金型は含まずに国内におきましては約39億円の総投資を予定しております。
具体的には本社を中心とした開発関係の投資、関東は茨城県の結城事業所を中心とした投資、関西は岡山事業所を中心とした生産等の投資を予定しております。

そして海外につきましては中国、インド、オランダ、ヨーロッパ全般というと3拠点でのホームな投資を予定しております。
海外につきましては3カ年合計で20億円の設備投資等を予定しております。

 

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こちらは金型数の推移となります。
3,271型が2017年12月末の実績数値となっております。

これから3年間で約24億4600万円の金型投資を予定しております。
2018年から2020年までの増加する金型は、日本が480型、そして海外も全体のほぼ半数となる434型の開発を予定しております。こういったところでも海外での金型投資を積極的に進めてまいる計画となっております。

 

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以上の投資を織り込んだ中期の計画数値は、2018年は約147億円、2020年には約170億円の売上高を計画しております。
2018年と2019年の利益率につきましては2017年の実績数値を率としては下回ってしまいます。
これは減価償却費が増えておりまして、2020年にはその減価償却費の増加を吸収できるであろうという計画、予測となっております。

私の方からは、以上簡単となりますが当社の3カ年の計画についてご説明させていただきました。

 

 

海外での事業展開について
常務取締役 深澤隆弘

私は中国を担当しています常務取締役の深澤と申します。よろしくお願い致します。
本日は株主総会および事業説明会にご参加いただきまして誠に有難うございます。私の方からは海外の事業展開についてご説明いたします。

 

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はじめに海外市場の状況でございますが、こちらのグラフは当社が進出している地域につきまして2016年から2021年までの化粧品市場の規模と成長率を表しております。
ご覧いただけますようにヨーロッパとアメリカの市場は非常に大きなものとなっておりまして(日本の)約2倍の規模となっております。

それから中国もすでに日本の市場を上回っておりまして、また成長率の方も非常に大きいものとなっております。
インド やアセアン 地域につきましては現状ではまだ規模が小さいものの、人口それから GDP の成長率を考えますと、こちらも今後非常に魅力的な市場になると考えております。

 

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続きましてグループ企業の地域別の企業計画をご説明いたします。
まず初めに中国ですけども、今後も需要は非常に旺盛でございます。
毎年約8%程度の成長を見込んでおります。
これからポンプ事業やインドのメーキャップ関連の生産が本格化していくことによりまして2020年ぐらいから大きな成長を見込んでおります。
またこの時期にあわせまして新たな工場の増設も検討してまいります。

その他の欧米やインド市場につきましては、こちらも販売面では引き続き順調な伸びを予想しております。
一方で オランダ、インドでの生産を今期から開始いたします。
これにつきましては金型や生産設備の償却負担が増えますので、利益的には短期的に悪化する見込みでおります。

 

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さきほど社長の竹本より説明がありましたけれども、当社は長年培かってきましたお客様への開発提案力、それから金型の保有数、生産力、顧客数、これらが複合的に活かされ強みを発揮しております。
海外市場の拡大を見越して、お客様からの生産のご要望に応える形でこの度生産拠点をインドに設けましたが、これによって単純な生産拠点の増加というだけでなく、既に様々なシナジー効果を産み出しております。

最近ではグローバル展開している顧客やサプライヤーに対して、当社の複数の拠点と連携することで新規の商談につながるケースが非常に増えております。
また金型資産についても、グループ全体での投資抑制や有効活用が戦略的に可能となってきております。
このように拠点ごとの単なる積み上げではなく、プラスアルファの効果をもたらしてきております。

このようなグローバルにおいて当社のようなビジネスモデルを展開する企業は他に例がないと認識しております。
今後もインド工場の稼働や他の生産拠点の拡充などにより、さらに大きなシナジー効果を発揮していきたいと思っております。

今年の大きな目標としましては、グローバル展開によるシナジー効果を追求し竹本容器の海外事業をワンランクアップさせることです。
この目標に向けて全力で取り組んでまいりたいと思います。
以上、簡単ですがご説明申し上げました。

 

 

欧米(アメリカ・オランダ)におけるパッケージソリューションの提供について
取締役 竹本えつこ

続きまして、私の方からオランダとアメリカの説明をさせていただきたいと思います。
申し遅れましたが、アメリカとオランダのヨーロッパの担当をしています、竹本えつこと申します。本日はお越しいただきましてありがとうございます。

 

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こちらにあります商品は近年、アメリカとヨーロッパでお客様に採用頂きました容器、商品の一例になります。

 

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このような用途が特殊なノズルのキャップだったり、液垂れしにくいワンタッチキャップとか、商品の写真はございませんが内容物が酸化しにくいボトルのご採用だったりとか、そのような当社の豊富な既製品の中で機能的なアイテムがお客様にご採用いただいております。

またそのようなアイテムが、他社の競合と比べまして差別化されておりまして非常にお客様に評価を頂いております。
また先ほど、深澤と竹本の方から説明がありましたように、海外と日本とグローバルなこのシナジー効果によって欧米での競争力は増していると感じております。

 

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このような海外の拠点のマーケティング情報をお客様の中から得まして、情報が本社へ集約され、その情報をもとに製品開発等を行っております。
このようなシナジー効果という点におきましても、今後の海外における成長の源になると私は考えております。

細いお話になりますが、このような商品の中で使われているものの一部に、内容物への安全性への関心が強まっております。
「内容物は安全である」、こういったものがパッケージにもたらされる役割として求められている、そのような動向を感じております。

これは一例ではございますが、そのような市場の変化に対して竹本容器の欧米の販売拠点としては、そのようなお客様のニーズに対して竹本容器の既製品のプラットフォームを軸に新たな提案を、ソリューションを提供していくことに注力しております。
日本と中国の金型開発と製品開発力、これらを最大限に活かして営業をしております。

今後の課題ですけれども、お客様からこれから引き続き強い支持をいただくためにも、欧米での安定した製品の供給というものが必要になると思っています。
それらは大きなテーマだと私は考えておりまして、責任をもって欧米での生産の体制の構築と販売の拡大について取り組んでまいりたいと思っております。
簡単ですが欧米の説明になります。
ありがとうございます。

 

 

竹本容器インドについて
Sreehari Nair COO

みなさま、おはようございます。私の名前はスリハリ・アール・ナイアです。
インドとその周辺国を担当する竹本容器インドのCOOを務めております。

 

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まず初めに、竹本容器の重要な部門として我々を支持していただいている皆様に感謝いたします。
時間もありますので、さっそく竹本インドの説明に移らせていただきます。

竹本容器インドは2016年8月に設立されました。我々の工場は、グジャラート州アーメダバ―ド市近郊のサナンド地区にあります。
グジャラート州を選んだ理由は、インド国内で急速に成長している州のひとつで、インフラ面や安定した電力供給など事業を安心して行える環境からです。
5.5エーカーを少し超える約23,000平方メートルの建設用地を所有しております。我々の土地は東京ドームの約半分の広さとなっております。

 

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テスト生産を2018年4月第2週に予定しており、そして商業用の量産の開始は2018年7月を予定しております。

工場の最新映像をいくつかご覧ください。

 

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映像をご覧いただきました通り、工場はほぼ準備が整っております。ほぼ全ての設備資産は工場に到着しており、こうして話している間にも機材の設置は進んでいる状況です。
我々が直面した問題点や、それらの問題点に対して、どのような改善策を採用したか、ご興味ある方は後程ご質問ください。

商品に関してですが、初年度は数種類のワンタッチキャップ、コスメ用コンパクト、ミニリップスティック、いくつかのサイズのジャー容器の立ち上げを予定しております。

今日までの我々の最大の成果は、期日内に工場建設を進め、工場を機能させるチームを築き、将来の様々な生産に向けて最適な生産環境を整え、その設備を導入したことにあります。
インド市場は完全に他とは異なっており、市場としても初期段階にあります。価格競争が激しいので、我々の目標は日本から最善のシステムを学び、最も適した方法でインド市場の中でそれらを実行することにあります。言い換えれば、グローバルに考え、地場に適する活動をするということになります。

2018年は20型の金型立ち上げを行い、その後毎年30~40の金型立ち上げを考えております。竹本容器インドのCOOとして、自身の目標は毎年8~10商品を市場に投入し、現地に適した価格で品質のある商品を現地のお客さまへ提供していきたいと思っております。
もし何かご質問があればお願いします。

皆様の竹本容器グループへの継続的なサポートと、我々への信頼に対して改めて感謝いたします。
ありがとうございました。

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