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【2984】ヤマイチ・ユニハイムエステート
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【ヤマイチ・ユニハイムエステート2984】2025年3月期第2四半期 決算説明


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ヤマイチ・ユニハイムエステート株式会社、専務取締役の山田裕之です。

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ただいまより2025年3月期 第2四半期(中間期)の決算説明会を行いたいと思います。

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本日このような流れでご説明さしあげます。

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はじめに、2025年3月期 第2四半期業績の説明をいたします。

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まずサマリーです。第2四半期ですが、売上利益はおおむね順調に推移いたしました。言い方を変えますと、可もなく不可もなくという結果で前半は終わったかなと思っております。

こちら、関東の分譲マンション、ユニハイムの横浜神之木台。上場後初の関東案件の引渡しが計画通りに無事に終わりまして、ホッとしたところでございます。
その後、今期の残りも次々に関東案件の方を仕掛けておりますので、今後売上をしっかり上げていきたいと思います。

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こちらが中間期の業績ハイライトとなっております。
売上につきましては全体的に概ね計画通りとなっております。既に開示されている情報となりますが、89億3300万円の売上となっておりまして、計画比で0.2%のマイナスとなっております。

営業利益につきましては6億4300万円で、計画4億8600万円を32.3%上回る結果となっております。
経常利益につきましても4億6100万円ということで計画を60.1%上回る結果となっております。
ただこちら右の方にお示ししておりますように、通期の計画の比で言いますと売上の方が36.2%、経常利益につきましては約24%ということで、今期計画が下期偏重となっておりますので、年間の進捗につきましてはある意味想定の範囲内ではございます。これからしっかり売上利益ともに積み上げていかなければならないという状況でございます。

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続きまして、各セグメントの成績を簡単にご説明したいと思います。
売上について、まず賃貸のセグメントですが、計画費で売上利益ともに堅調に進捗したかなと思います。
こちら利益の方が少し計画を上回る形となっておりますが、費用面を少し保守的に積んでおりましたので、こちら想定の範囲かなというふうに思っております。

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同じく賃貸セグメントの前年同期比になりますが、前年はM&A等によって物件の取得をしましたので、そちらの方が積み上がった形となっておりまして、売上と利益ともに前年を上回る結果となっております。

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続きまして販売のセグメントの方ですが、まず計画比ということで売上につきましてはお示しの通りほぼ計画通り進みました。

一方で利益の方が少し下振れとなっております。こちらにつきましてはこの9月に、新しく子会社の株式取得を行いまして、こちらの取得費用、手数料等々が販管費に計上されたため第2四半期の営業利益を押し下げる要因となっています。
ただお示しの通り、こちらのセグメントは第3クォーター・第4クォーターの方で売上利益ともに大きく上がる計画となっておりますので後半戦が勝負かなという状況でございます。

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同じく販売セグメントの前年の同期比になります。
こちら前年同期比で減収減益という結果となっております。

まず、売上が減少した原因といたしまして、戸建ての販売というよりは、子会社の方で手掛けております店舗建築、こちらの工期につきまして夏ごろ着工予定の案件が、9月以降に少しずれたものが出てきましたので、そちらの方が寄与した形となっており、売上と利益が共に前年を下回るような要因となっております。

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マンションセグメントにつきまして、計画費の方をお示し致します。
売上につきまして、ほぼ計画通り進捗できておりまして、予定通りかなというところでございます。

利益の方につきましても、少し計画を上回っておりますが、販売促進関係の費用を少し多く積んでいた部分が、少し抑制できたことによりまして、営業利益の方、計画に対して改善しております。

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マンション事業の方になりますが、前年同期比で大きく上回っております。
こちらも完成在庫、引渡し在庫の数が、前年の同期に比べてそもそも多いという計画ですので、こちらについても想定の通り進んだという状況でございます。

同じく第4四半期に、引渡しの方を多く予定しておりますので、こちらに向けて、今契約をしっかり一つ一つ積み上げているという状況でございます。

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続きまして、貸借のダイジェストの方ですけれども、総資産の方が8億8600万円ほど増加しております。
増減、いろいろあるのですが、増加した主な要因といたしましては、棚卸資産の方が大きく増加しております。
直近の棚卸しの状況といたしましては、マンション事業の在庫の方が多くなっております。こちらはマンションの建築が進むにつれて増えていきますので、順調に建設が進んでいるというところでございます。

併せてこちらの販売セグメントの方でも次の4期以降に寄与するような素地の開発取得が進んでおりますので、こちらは今後造成工事が進むにつれて膨れていくようなことを想定しております。
エリア的にも、関東の方が半分超えてきておりまして、2020年ぐらいから、関東進出してきたところの効果がこういった数字面でも出てきて、順調に仕入れの方が進んでいるという状況でございます。

マイナスの方としましては、現預金の方が工事費の支払い等で減少しているところでございます。

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続きまして、この中期計画の中でのおさらいを、少しさせていただきたいと思います。

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こちらも既に開示している情報ではございますが、本期につきましては大型の開発プロジェクトを進行させているというような状況でございます。
こちらに挙げているものの他にもございますが、比較的規模の大きな案件の開発を今進めているところでございますので、今期と来期は少しこういったところの谷間となるような位置づけでございます。

トピックといたしましては、この9月末に大成住宅という戸建て分譲を得意とする埼玉の会社を100%子会社化いたしました。
これにより、関東の戸建て分譲案件の方をグループ内でしっかりと、手がけていきたいと思っております。今後も、より人口の多い関東圏での投資というのが増えてくるかなというふうに考えております。

直近の営業成績の方、利益ベースでは少し低迷しているようにも見られるのですが、償却前の収益力というところでは順調に積み上がっております。
投資の中でも収益不動産の取得や、M&Aというところが最近多くございますのでそちらの償却費が少し重たくて営業利益等には響いてはおりますが、そもそもの収益力自体は計画上も実績も、きっちり積み上げていきたいというふうに思っております。

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当社が近年、ずっと力を入れております賃貸用不動産のところですが、改めてお示し致します。
資産の残高を直近もずっと積み上げてきておりまして、来期以降もこれを積み増ししていきたいというふうに考えております。
一部資産の入れ替え等もこなしながらにはなるのですが、こういった保有資産の組益等もしっかり確保しながら、将来は収益獲得したいと思っております。

参考までに物価と家賃の関係というところをお示し致します。
ご覧の通りバブルの時までにかけて、物価が上昇するにつれ、それを追いかけるような形で家賃は上昇してきました。バブルの崩壊後デフレに入りまして、物価が低迷するのとほぼ同じような動きで、家賃賃料収入が指数としてはフラットな状態が続いてきました。
しかし東日本大震災、そしてこのコロナショックで急激に物価が上がる局面にきておりまして、家賃の相場感というのはまだ上昇局面に来ていないという状況ではございますが、徐々に都心を中心に賃料が上がる兆しが見えてきております。

当社が保有している賃貸不動産の含み益等、今後の将来の収益力というところに我々も期待していきたいというふうに思っております。

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最後に株主還元のところを簡単に見ていきたいと思います。

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当社は今期ファイナンスがあり、そちらの影響や直近は選挙が続いたというところで株式市場も少し不安定な面もありまして、少々出遅れているところがずっと続いてはおります。
今後しっかり業績を上げて、良いニュースも発信しながら、こういったIR活動を通じて株価を高めていきたいと思っております。

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配当性向、株主還元につきましては当初の予想を据え置きという形で、こちら19.2%の配当性向で変わらずという状況でございます。

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以上ヤマイチ・ユニハイムエステートの半期報告となります。
ありがとうございます。

 

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