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【2984】ヤマイチ・ユニハイムエステート
不動産の開発・売買・賃貸・管理及び仲介業

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【ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)】2025年3月期1Q 決算説明


ヤマイチ・ユニハイムエステート株式会社、証券コード2984、2025年3月期第1四半期の決算説明を開始させていただきます。

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本日は、このような流れでご説明させていただきます。

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まず始めに、今期の通期の計画のおさらいから始めたいと思います。

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こちらは四半期別の売上の計画です。
当社は不動産の開発を主たる事業としています。不動産が完成して引き渡すタイミングで売上が計上されるというビジネスモデルですので、四半期ごとにその収益獲得のタイミングが大きく変動します。
過年度を振り返っても、やはり四半期ごとに大きく変動しています。今期につきましても前年ほどではないのですが、後半の方にやや偏るような傾向です。今回はこの四半期計画の中の第1四半期の結果であるという位置付けでご理解いただければと思います。

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こちらは今期のセグメント別の業績の推移です。
左側の売上の方ですが、今期につきましても売上の約半分はマンション事業の売上です。
一方、営業利益については半分強が販売セグメント、不動産販売による利益を計画しています。また、全体としては増収を見込んでいるものの、減益という予想です。昨今の建設コストの増加傾向を踏まえた利益率で計算しています。

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それでは、今期第1四半期の業績についてご説明させていただきます。

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まずサマリーですが、四半期の計画比そして前年同期比、共に上回るような結果です。
特に販売セグメントの方が計画を上回るペースで推移しており、全体としては順調に進捗していると認識しています。
また、今期初旬にファイナンスを実施したことにより自己資本比率が改善しています。
現在のところ、通期の業績予想は据え置きとさせていただいています。

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こちらは2025年3月期第1四半期の業績ハイライトです。
売上は27億7,900万円で、計画から8.7%ほど上ぶれしています。
営業利益及び経常利益に関しては、それぞれマイナス計画としていましたが、それぞれプラスとなっており、営業利益は9,500万円、経常利益は3,400万円という結果です。
先ほど申し上げましたように、全体としては順調に進捗していると考えています。

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続きまして、セグメント別に内容を少し詳しくご説明したいと思います。
まず賃貸事業につきまして、計画と比べるとほぼ計画通りの売上です。利益の方が少し上ぶれしているという結果です。
こちらについては、修繕計画の実施が四半期よりも少し後ろになることになりましたので、修繕原価が抑制されたことで利益の上ぶれにつながっています。基本的には計画通りに推移していると認識しています。

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前年同期と比較してみると、売上・利益ともに上ぶれしています。前期はM&Aにより収益不動産を獲得しましたので、こちらの分が上積みされた形です。

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続きまして販売セグメントについて、計画と比較した図をご覧ください。
こちらについても売上・利益ともに上ぶれする結果です。
販売セグメントの第1四半期については、ほぼ戸建ての分譲の売上になっており、大きな法人向けの不動産売却はありませんでした。その戸建て住宅の引き渡しが計画をやや上回ったことにより、売上が増収となっています。また、埼玉の子会社L&Bで手掛けている店舗開発が計画を前倒しで着工することになり、そちらの分が計上されたことで増益という形につながっています。

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販売セグメントの前年同期比については、状況としては前年の第1四半期と今期の第1四半期、ほぼ似たような状況でしたが、戸建て事業について、昨年度から上がった分に関しては、コストの増加を一部販売価格に転嫁することで売上・利益ともに確保できたという状況です。

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続きまして、マンション事業ですが、引き渡し戸数のベースでは計画通り進捗しました。
ただし、価格帯としては高価格帯の販売の動きが少し計画より鈍く、売上としてはわずかですが下ぶれする結果です。
ただ、利益については確保できており、販促費や値引きの幅を抑制できましたので、利益については計画を上回ることができています。

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マンション事業の前年同期との比較に関してですが、期首の完成在庫に関して前期は25戸でスタートだったのに対し、今期は43戸でスタートでした。
そのため、売る戸数が多かったことと、新規の竣工もあったことが寄与し、前年との比較において売上が大きく上ぶれしており、利益の方も前年よりも改善されています。

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マンション事業については、現在第2四半期に入っていますが、今期は以上のような竣工の予定をしています。
第2四半期には横浜神木之台、当社上場以来初の関東案件の竣工が間もなくです。
8月下旬に内覧会を予定しており、こちらについては全て契約完売ということで、来月の引き渡しに向けて最終的な仕上げを現在進めています。
また、第4四半期には大阪のユニハイムエクシア樟葉という物件と、東京、関東第2弾として東京都町田市のユニハイム町田という物件の竣工を控えており、現在この2物件に関しては販売活動を進めている状況です。

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貸借対照表については、第1四半期から進みまして期首残から少しマイナスとなっています。

総資産は489億6,500万円という状況です。

変動の主なポイントだけご説明させていただきますと、まず現預金が大きく減少しています。

前期の年度末に竣工したマンションの工事の支払いが第1四半期にあったため、その支払いによって現預金が減少しているという状況です。

一方、棚卸資産は期末から順調に積み上がっており、新規の用地取得並びに開発案件、工事案件の進捗があり、棚卸資産としては21億円ほどプラスとなっています。

また、純資産が9億5,000万円プラスになっており、一部公募増資をしたことによる資本金の増加が寄与しています。

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最後に株主還元についてご説明します。

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株価の推移については、ご存知の通り8月から株式市場全体が大きく変動しており、当社の株価についてもそういった中で大きく下落しています。

少しずつ上昇の基調にはあるものの、水準としてはかなり低い水準となってしまいました。当社としては、どうにか皆さまに情報発信を今まで以上にしっかりと行い、株価の上昇につながるような活動をさせていただきたいと考えていますので、どうかよろしくお願いいたします。

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配当の予想については据え置きとなっており、配当としては30円、配当性向としては19.2%を現在のところお示ししているという状況です。


以上、2025年3月期の第1四半期の決算説明でした。ありがとうございました。

 

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